リフォームノート
「無垢材フローリングはマンションではできない」と他の業者で言われたお客様がお越しになられました。「できない」は間違いで、「経験がないと難しい上、正しい施工法を知らないとできない」が正しい回答です。ここでは、マンションに無垢材フローリング施工するためのマッシュのノウハウを公開いたします。
現場に応じた施工説明をさせていただきます。張り替えによる床の厚みの変化、無垢材の特性、メンテナンス方法など、これまでの実績と合わせてご案内いたします。
既存のフローリングやカーペット、CF等の床材をめくります。
防音材を貼り、前にめくった床材の下地のケレン替え等をして出来る限り下地の凹凸をなくします。
下地の調整をした後にL45相当の防音材を専用接着剤で貼ります。
厚みは11ミリでケナフとフェルトの複層材となります。
防音材の上に12ミリ厚の合版を専用接着剤で貼ります。
フローリングの種類によって違いますが 大体 15~30ミリ程度の無垢材フローリングを専用接着剤と専用フィニッシュと言う釘を併用して施工します。
防音材の上に直接 無垢材フローリングを貼らない理由ですが、無垢材フローリングは自然素材ですので室内の湿気等で伸縮する為に接着剤だけでは抑えきれないケースが有る為です。
弊社では防音材の上に12ミリ合版を捨貼りしてその上に無垢材フローリングを専用接着剤と専用フィニッシュを併用する施工方法をお勧めします。
いかがでしょうか。
それぼど特別な技法は使いませんが、しっかりした説明とやるべきことをきっちりと行うことが実は無垢材フローリングに必須なのです。
ご理解しにくい場合が御座いましたら、お気軽にご連絡ください。詳しくご説明をさせて頂くようにいたします。以下は無垢材フローリングの施工事例です。
建具は木でできているものはカットできます。金属やガラスでできている箇所はカットできない場合があります。詳細は現場調査の上でお答えいたします。
建具は木でできているものはカットできます。金属やガラスでできている箇所はカットできない場合があります。詳細は現場調査の上でお答えいたします。
音の問題は多くの場合マンションで起こり、マンションの管理組合が規定を設けています。当社では、その多様な規定にあわせて無垢材フローリングを多数設置してきました。できない場合もございますが一度ご相談いただければと思います。
当社で施工したフローリングなどでは現在のところ一度も問題は起きておりません。
ただし無垢材は生きた木材ですので湿度の非常に高いお住まい(海辺のお住まいなど)で稀に変形することもあるようです。こちらもご相談いただければ一度現場を拝見しにお伺いいたします。
無垢材は年を重ねると多少は変色してきます。その風合いも味わいがあると思いますがそのお好みはお客様により個人差があるようです。
メーカーによりましては併用可として販売しているところもございますが、当社では推奨しておりません。環境や床暖房の温度により変形する可能性があるためです。
変形してからでは遅く、対処も大がかりになりますのでご理解ください。
お手入れに関しましては、塗膜のできる市販のワックスはNGで無垢材用のオイルで行っていただくことになります。個人差がございますが、それほど頻繁に行っていただくことはございません。使い込んだ風合いも含めて無垢材のフローリングだと思っております。